11月5日の企画午前 式典のあと、講演と対談があります。
◆講 演 藤井 克徳 氏(日本障害者協議会代表)
テーマ 「障害者と情報アクセシビリティ」
◆対談 藤井 克徳氏 & 全難聴理事長 新谷友良
藤井氏は、日本障害者協議会の代表をされながら、日本障害フォーラム
(JDF)の幹事会議長を長く勤められ、日本の障害者運動をリードされてき
ました。また、障がい者制度改革推進会議や障害者政策委員会の委員を歴
任され、障害者権利条約の批准に当たっても大変大きな役割を果たされま
した。お話がとてもわかりやすく、熱烈な藤井ファンが多いとうかがって
います。当日は、障害者権利条約の規定を手掛かりに、障害者と情報アク
セシビリティの問題をお話しいただく予定です。そのあとは、藤井氏、
新谷理事長とで、どのように障害者にとっての情報アクセシビリティを実
現していくかの対談です。どうぞお楽しみに。
テーマ 「言葉が持つ力」
1965年 ロサンゼルスで誕生。早稲田大学卒。産経新聞記者を経て、2度メキシコに留学。帰国後はスペイン語の字幕翻訳を手がける。著書「最後の吐息」で第34回文藝賞受賞。「目覚めよと人魚は歌う」で第13回三島由紀夫賞受賞。「ファンタジスタ」で第25回野間文芸新人賞受賞。「呪文」「俺俺」その他著書多数。エッセー「耳のメガネ」(『未来の記憶は蘭の中で作られる』岩波書店所収)で、左耳が聞こえなくなった直後の不安から、補聴器購入に至った心境、補聴器のマイナスイメージへの異議申し立て(前向きに捉えていこうとする作家の、補聴器に対する期待)が非常に端正な文章で書かれています。最近はAERA(2017.7.3号)「現代の肖像」に登場。乞うご期待!!